逆境からの脱出 riddance from adversity 2004 8 21

 私は、子供の頃、運悪く、右手を骨折してしまいました。
両親は、私が小学校高学年の時期だったので、
「勉強が遅れてしまう」と、大変、心配しました。
 右手が、2か月ぐらい使えなくなってしまうのですから、
両親の心配も、当然だったでしょう。
 しかし、私にとっては、
右手の骨折が、飛躍へのきっかけとなったのです。
 何しろ、左手で、字も書けるようになりましたし、
箸も使えるようになりましたし、
絵も描けるようになりました。
つまり、左手が、右手に匹敵するほど、器用になったのです。
こうして、右手でも左手でも、複雑な作業ができるようになったのです。
 ピンチの時は、チャンスでもあるのです。
一つの扉が閉まって、もう終わりだと思った時は、
新しい扉がないか探すべきです。
 それが、新しい出発となり、未来となるのです。
未来は、誰かに与えられるものではなく、自らの力で獲得するものです。
それが、逆境からの脱出となるのです。

































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